Tsunenori Fujimaki / 藤牧 経乘

Tsunenori Fujimaki / 藤牧 経乘

プロフィール

1958年東京生まれ。

1981年大学卒業2週間後に米国フィラデルフィアにある The Institute for the Achievement of Human Potential(ドーマン研究所)に赴き、スタッフとして脳機能障がい回復の研究生活を4年近く送る。その間、腹ばい、高ばいの総這距離3000km以上這ってきた(約北海道稚内市役所から沖縄那覇市役所までの距離)。

1984年末日本に帰国後、日本人に合わせて独自の脳機能改善プログラムを開発し脳障がい児の訓練指導にあたる。

1988年長女が誕生しアトピー性皮膚炎のためマクロバイオティック生活を始める。滋賀県に移ってからは本格的に大阪正食協会にて学び始める。

1990年米国ボストンでのカイロプラクティックのインターンシップ中にアプレジャー研究所主宰の「頭蓋仙骨療法1」を受講し、その新しい理論と技術に感銘を受け、

1994年秋マクロバイオティックと頭蓋仙骨療法を学ぶため米国メイン州に移住。

1996~2004年米国久司道夫先生の主宰する研究所(KI)とオランダのマクロバイオティックセンターのサマーカンファレンス(米国と欧州オランダ)で頭蓋仙骨療法の講師を務める。その間、米国のアトランタ、セントルーイス、フィラデルフィア、ボストン、欧州のオランダ、チェコ、オーストリア、ドイツ、ベルギー、中東のレバノン等々のマクロバイオティックセンターでも頭蓋仙骨療法の講師を務める。

2000年メイン州公認のマッサージセラピストライセンスを取得。

2005年までの10年以上、頭蓋仙骨療法の施術、講習会活動とマクロバイオテックの食養指導を行う。

2005年拠点を日本(福岡)に移し、脳障がい児への施術活動と同時に周産期に特化した頭蓋仙骨療法を助産婦に教え始め、2011年から福岡水巻看護助産学校、日本赤十字九州国際看護大学大学院にて非常勤講師として「頭蓋仙骨療法」を担当。

2013年再婚を機に拠点を奈良に移し、全国各地から訪れる脳障がい児達に施術活動と助産婦に特化した「頭蓋仙骨療法」と各地の保育園、こども園、母子支援センター、社協、発達支援センター等で「進化発生生物学的理論に基づいた秩序あるこどもの発達とサポートの仕方」の講習会、講演会活動を行う。

2015年~2019年コロナ前までの4年間、毎年米国で頭蓋仙骨療法上級クラスの『脳内のグリア細胞へのアプローチ(Touching The Brain l, 及び ll)』を受講、再受講。

現在は、頭蓋仙骨療法からのアプローチと障がいを持ったお子さんに対してご両親が毎日家庭で取り組むためのパーソナル発達ホームプログラムの作成と支援(運動、知性、マクロバイオティック食養、頭蓋仙骨療法)を行っています。

関連リンク

たなこころC.S.T.こども機能発達センター
https://tanacocolocst.org/

メッセージ

それは1998年、米国にて88歳のご老人の施術中に起こりました。

頭蓋仙骨療法は脚の方から施術を開始していきますが、徐々に身体の上部に移動していき丁度首元に来た時に突然その老人が大声で「わああああ‼」と大声で叫びだしたのです。

冷静になった彼から話を聞くと、「臍の緒が自分の首に2回巻いていてとても辛かった‼」という母親の胎内での記憶が蘇ってきたとの事。
『そうだったのか‼ だから幼少の時から首に巻きつけるのもがとても嫌だったのか‼』

幼少の頃から首の周りにいつも違和感があり、ネクタイ、タートルネックやマフラーなど首を締め付けるものが苦手で88年間生きてきたのです。

その2週間後に街でその老人と会った時には、驚いたことにタートルネックにマフラーを身につけていました。目には見えなかった「エネルギーの滞り(エネルギーシスト)」が解放されたのです。

この凄い経験が契機となり、ヒトが胎児のときから出産時に起こる様々な精神的、肉体的なショック、トラウマ、エネルギーシスト(塊)が、誕生数年後、数十年後に表出してくるという実態とその解放法の解明が私の人生テーマとなりました。

現在のお産は99%以上が病院での、医療の世界から見た「安全」という言葉のもと、即ち管理され、医療的な介入が入るお産がほとんどです。
最近では首都圏、関西圏のみならず地方都市でも「無痛分娩」を扱う病院がかなり増えてきました。

SNSなどで「無痛分娩で痛くもなく、産後も楽でした」などの情報も飛び交い、結果最近のお母さん方は、痛みのないお産(無痛分娩→麻酔分娩)を希望されることが増えてきています。

更に恐ろしいことに、首都圏では、無痛分娩でのお産の管理の仕方しか知らない若い助産婦さん達が増えてきていると聞きます。
また、病院での分娩のスタイルは、医療者側が処置、管理しやすい体勢で、本来の女性の骨格の運動連鎖的にとても無理を強いることになる苦しい姿勢での分娩スタイルをとるために、赤ちゃんがなかなか降りてこなくなります。すると誘発剤、クリステル(妊婦さんのお腹を押す)、吸引(赤ちゃんの頭に◯◯キログラム以上もの圧がかかる)、挙げ句の果てに緊急帝王切開(硬膜外麻酔)というケースが非常に多くなってきています。

人生の門出の時に、幾つものボタンの掛け違いを強いられて産まされてきた赤ちゃんの将来は一体どうなるのでしょうか⁉️

その時の医療ミスにより重い脳障がいになった大勢の子どもたちが、日本各地から私の元へ訪れてきます。
長年、世界各地で自然なお産をされている助産婦さん方と交流を持ってきました。

改めて、

●『自然なお産』とは⁉️

●国の宝であるこどもたちを救う方法は⁉️

●こどもの秩序ある発達とは⁉️

が私の人生テーマとなりました。
ひと様の身体のケアをさせていただいてきて、身体(神経系、骨格系)の神秘(神の秘密)から観て、

さらにマクロバイオティックの理念と信念と生き方が必要不可欠な世の中となってきました。

諸先生方との連携がこれからの世界の『こどもたちを世の光に』、未来が明るくなると確信しています。

これからも御指導、御鞭撻の程よろしくお願いいたします。