第4回【公開】マクロビオティクわの会@ZOOMを開催しました

2021年2月22日に「第4回【公開】マクロビオティクわの会」をZOOMにて開催しました。テーマは「これからの生き方と“仕事”の在り方について考える」として、仕事とは何か?自分にとっての仕事とは?を3名のパネラーが、それぞれの立場での考えや仕事遍歴の発表ののち、参加メンバーとともに意見交換しました。

開催日時:2021年2月22日(月)19:30~21:30
出席者:
パネラー:岡部賢二、桜澤珠紀、波多野毅
ファシリテイター: 高桑智雄
磯貝昌寛、磯貝柚佳里、小島也主子、斉藤武次、櫻井裕子、千葉芽弓、永井邑なか、長崎希妃子、橋本宙八、ヒメナ、村井友子、山口眞利枝、山村慎一郎、吉度ちはる(50音順)
一般参加者:計46名(含、録画視聴)

 

パネラーの3名のプレゼンテーション

 

岡部賢二

「宇宙生理学に基づいた働き方~“やり方”から“あり方”の時代へ」

様々な人の健康相談を受ける中、病気の治らない人は意識の在り方(Being)に問題があることに気づいた。分離の意識、すなわち義務感があるうちは病気はよくならない。

劇的によくなるのは、統合側に心が向いているときである。統合側とは“うれしい”“たのしい””ありがたい“という心が生命エネルギーを沸かせ、自然治癒力が働く。

働き方の改革も今まで自然な流れに導かれて道が拓けてきた。大学卒業後にムソーに就職し、営業として働く中での気づきで、お店への情報提供やサポートをしていく中、営業売り上げは伸びていった。お金はあとからついてくるものだと体感している。

お店でさばききれないお客様の健康相談の肩代わりをしていたところから勉強会や講演会がスタート、相乗的にお店の売り上げも伸びていった。

陰陽五行をつきつめたいと独学で勉強し、それを分かりやすく伝えるために「マワリテメクル小宇宙」を自費出版した。出版にあたっても周囲のフォローを自然に受けることができたのも宇宙の法則なのだと思う。

コロナ渦でも講演は減るどころかかえって増えた。

引き続き世の中から犯罪や災害のない世界の実現を目指している。

“はたらく”とは傍を楽にすること、働く人が幸せになることだと思う。

多くの人に喜ばれる人生でありたい。

桜沢先生の言葉に

「好きなやりたいことをトコトン堪能するまでやり抜き、おもしろく、愉快で楽しい人生を生きること。しかも、すべての人に愛され喜ばれ、いつまでも元気な一生を送ること」

という信条があるが、自分自身が楽しく幸せであり、そして“Give & Give”の精神で与えて与えて与えまくれば人生はスムーズに流れるものである。

 

 

桜沢珠紀

「わたしのマクロビオティックどたばた遍歴」 

わたしのマクロビオティック人生のきっかけは“かわいくなりたい”願望からであった。

小さい時からアレルギー体質で体も丈夫ではなかった。30代半ばにはアトピー性皮膚炎を発症し、また年に4-5回ぎっくり腰を繰り返し、もともと側弯症も持っていたことからヨガをはじめ、マクロビオティックで食事を変える中、望む生き方をしたいと思うようになった。

事務の仕事を辞め好きな料理を仕事にしたいと飲食店でアルバイトを始めた。しかし飲食店アルバイトは過酷で自分のペースでできる店をやりたいと思うと、スカイツリーのふもとの押上にすぐに好条件のいい物件を見つけることができた。そこからとんとんと必要なものが手に入ったり思い通りにミラクルが起きた。

ヨガ、食事、笑いの3つを大切に、それを店で共有したいと思っていたら、ヨガの先生がきてくれたり落語会ができたりと3年間にやりたいことができた。カフェの経営は楽なものではなく料理教室も自信はなかったが背に腹は変えられないと経営のために始めたり奮闘した。ビルの建て替えでお店の撤退となったが、これも本当にいいタイミングと流れで安堵した。

それから当時通っていた山村塾で山村先生の紹介箱根のマクロビオティックフレンチの食事を出すホテルで働き、経営譲渡のタイミングで退職。その後ヴィーガンカフェのアルバイト、ケータリングや出張料理で家庭に入り調理をするようになった。

その中で共働き家庭の食事の実態に驚く。不自然な調味料、忙しさの中で料理が負担になっている人たちに、無理に押し付けることがベストではなく相手のニーズに合わせつつ、その中で手作り、なるべくよいものを食べていただけることを心掛けている。

今年に入り、ようやく自宅で料理教室をスタートし、より人々に寄り添い、実践と伝えることをしていきたい。

仕事も学びも必要な時に必要なだけ与えられてきたと実感している。

波多野毅 

阿蘇で寺子屋TAO塾を26年、教えない教育•治さない医療•救わない宗教をモットーにやっている。

大学の教壇にも上がるが、今回は難しい話は一切しない。最近、講談をしているので張扇を少し使うかも知れない。今日は“不労のすすめ”というテーマに話をする。

28年前アメリカのKushi Instituteでワークスタディスタッフをしていた。ジョンレノンのイマジンの一節にある「There is no possessions〜所有なんてないのさ」。

コロナは労働や勤労について徹底的に考え直す好機である。

頑張らなくてもいい、稼がなくても、役に立たなくても、喜ばれなくたっていい。存在自体が100点満点。

善悪の観念や、「働かざる者食うべからず」If man will not work, he shall not eat.

の教えの洗脳力は大きい。

しかし、パタゴニアの創始者であるイヴォン・シュイナードの「遊ばざるもの働くべからず」( If man will not play, he shall not work.)や、マクロビオティックの創始者•桜澤如一が言っている「遊ばざるもの食うべからず」( If man will not play, he shall not eat. )  も同様なことを伝えており、楽しむことの大切さを名言として遺している。

心底好きなこと、わくわくすることをする。自己満足でやっています、道楽でやっていますと堂々と言えばいい。生きることはマスターベーションが基本で、そのうちに自然と相手の喜ばすことを喜ぶようになる。その喜びの方が大きい。しかし、内なる子供(=インナーチャイルド、永遠の子供)が喜ぶことをすることが基本で、それを抑圧した状態でペアレンツで演じているとそのエネルギーは必ず人への抑圧へ転嫁する。自分が1年間に必要なエネルギーと食料を具体的に把握しておけば不安になることはない。

マクロビオティック界隈で見かける「ネバ―ランドのベッキーさん」(〜せねばならない、〜するべきだという固定観念に捉われた思考停止人間)はミクロビオティックだ。

愛と直感の自己満足からスタートした先に、色々なワクワクするプロジェクトが待っている。今は半農半塾から半農半Xの10乗の生活。不労は、フロー、浮浪、不老に通ず。

 

まとめ

マクロビオティックな生き方をしていると、仕事が生きることと同一化している人がほとんどです。マクロビオティックに出会うと仕事が生き方になり、遊びになってくるという流れが今回のパネラーのお話で、みなさんに伝わり、それぞれのステージでの気づきとなったのではないでしょうか。