プロフィール
マクロビオティック・クッキングスクール・リマ本校講師
マクロビオティック・クッキングスクール・リマ藤が丘校(和-Nagomi-)主宰
マクロビオティック・クッキングスクール・リマ師範科修了、認定インストラクター、認定メディカルシェフ
香港生まれ。6歳まで香港で育つ。当時、貧富の差がまだ激しかった香港でよく見た路上で物を乞う母子の姿が頭から離れず、大学では貧富の差や不平等などのテーマを研究。ブータン王国の「国民総幸福量(Gross National Happiness)」に着目し、実際にブータン王国へ調査しに行くなど「本当の豊かさ、幸福とは何か」を問い続ける。社会人になった後、仕事を辞めてフィリピンの大学院へ飛び込み、路上やスラム地区で、参与観察を続けながらストリートチルドレン(児童労働)の研究を進める。子どもたちを危険から守ること、飢えから解放すること、教育を受けられるようにすることなど、社会的弱者である子どもの視点から世界平和を願い、活動する。
20代後半はNGO職員や大学の講師など様々な職に就くが、2006年の長女の妊娠を機に、助産院であったリマ鎌ケ谷校(当時)にお世話になる。そこでマクロビオティックの食事法・考え方に出逢い、人生が大きく変わる。それまで、アトピー性皮膚炎や喘息、冷え性、軽い不眠症など様々な体調不良を抱えていたが、食事を変えたことで体質改善を経験。出産も畳の上で、初産で3時間ほどの超安産で、口に入れる食べ物の身体への影響の大きさを痛感することになる。その後、マクロビオティック生活法に根差した3人の子育てを実践(様々な失敗と反省を繰り返しながら現在進行中)。
赤ちゃんをおんぶしながら、千葉にあるリマ姉妹校で初級から上級まで学び、大森一慧氏には手当法を学ぶ。リマ本校の師範科では故田中愛子氏、インストラクター養成講座では前校長の故松本光司氏にお世話になり、尾形妃樺怜氏を始めとする大先生方からマクロビオティック料理の真髄を学ぶ。桜沢里真先生の「平和な家庭が増えれば、平和な社会になります。社会が平和になれば、世界が平和になります。平和な家族は愛のある一人の家庭の主婦からつくられます。」という言葉に大いに共感し、平和な社会を作るためには、まずは食べ物の問題から取り組み、家庭の主婦(夫)から働きかけていこうと決意する。
クッキングスクール・リマでは、主にベーシックI(初級)を担当。自分が主宰する料理教室(和-Nagomi-)では、リマ藤が丘校としてベーシックI(初級)、ベーシックII(中級)、アドバンス(上級)を開講。「マクロビオティックで楽ちん子育て講座」や「親子でクッキング」なども開講している。現在、講座のオンライン化を試行中。
関連リンク
マクロビオティック・クッキングスクール・リマ
https://lima-cooking.com/
和-Nagomi-(リマ藤が丘校)
https://yukosakurai.jimdofree.com/
Facebook
https://facebook.com/nagomi.macrobiotic
メッセージ
子どもの幼稚園のママ友に頼まれて、小さなマクロビオティック料理教室を自宅で始めたのがそもそもの始まりでしたが、じきにお母さんたちからマクロビオティックというと「難しそう」とか「敷居が高い」、「家族が嫌がる」、「仕事との両立が出来ないので家庭に取り入れにくい」などの言葉を聞くことが多くなりました。また、マクロビオティックは動物性や白砂糖、乳製品などを「食べてはいけない」厳しい制限のある食事法というネガティブなイメージが世間一般的に広まってしまっていることも事実です。
私は、マクロビオティック料理教室の在り方や食養指導者の伝え方を、現代の人たちの体質や生活様式、ニーズに合うように変えていき、マクロビオティックの叡智をより多くの人たちと共有できるようにしたいと思っています。
また、子どもを育てているお母さんたちにこそ、マクロビオティックの知恵と陰陽のものさしを使って毎日の子育てをラクにして欲しい。次世代を担う子供たちには、ホンモノの食事をして健康な心身を育み、明るい未来を作って欲しい。そんな思いも根本にあり、忙しいお母さんでも無理なく、楽しく続けていけるような敷居の低いマクロビオティック料理の普及を目指しています。マクロビオティックの生活法を「新しい時代の生活スタイル」として定着させることが今の大きな目標です!